ICT舗装

ICT施工とは

What’s ICT?

 近年、社会問題である人口の減少と高齢化は建設業界にも影響しており、従来の施工方法ではマンパワー不足になることが懸念されています。将来を見据えた対応策として国土交通省が掲げた「生産性革命プロジェクト」のひとつである i-Construction は測量から設計、施工、検査、維持管理に至る全ての事業プロセスで全体の生産性向上を目指す取組みです。

 i-Constructionの取組みの主要な項目の一つとして「ICTの全面的な活用」があります。この「ICT」とは Information and Communication Technology (インフォメーションアンドコミュニケーションテクノロジー)の略であり、テクノロジーにより施工と管理の効率を改善し、建設業に若者が寄り付かない理由である「3K(きつい・汚い・危険)」というイメージからの脱却をすることで、働き手の確保と1人当たりの生産性を向上させることが目的です。

 これまで高田舗道は広島県下の舗装業者として新技術の活用、創意工夫など様々なチャレンジをすることで発注者様・協力業者様より高い評価を得てきましたが、更なる躍進のためICT施工を舗装工事に取り入れ、現場においての生産性向上と従業員の賃金水準を上げ、魅力ある企業・魅力ある職場へと進化していくことが技術力の向上にも繋がると考えています。
高い品質とノウハウを持つ舗装工事会社のトップランカーとして精進していくため、高田舗道はチャレンジし続けます。

ICT建機の活用

Use ICT machine

路盤工・ アスファルト舗装工にICT建機を使用し、生産効率をアップ

路盤工・ アスファルト舗装工にICT建機を使用し、生産効率をアップ

 路盤施工時に3次元設計データを取り込んだICT建機で自動制御による基準高の管理を行います。自動追尾型のトータルステーションから発信される3次元位置情報を建機側で受信し、排土板を自動制御することで設計データ通りの施工が可能です。これにより丁張が不要となり、生産性の向上、時間短縮となります。また、重機回りの作業員も不要となるため接触災害の危険性もなくなります。路盤施工と同様に3次元設計データを取り込んだマシンコントロールアスファルトフィニッシャーで自動制御による敷均しを行います。 アスファルトフィニッシャーのスクリードの高さを自動制御することで手動操作での調整が不要となり、合材温度を保持したまま迅速な施工が可能となることで品質の向上につながります。